診療マル秘裏話  号外Vol.2105 令和3年5月3日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




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目次
 
1)樹脂チップで,CTCを捕捉する作業自動化装置開発
2)メデイア使用時間が長い程,生活リズムが夜型となる













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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








 
1】 樹脂チップで,CTCを捕捉する作業自動化装置開発










 県産業技術研究開発センター
(高岡市二上町)は、樹脂チッ
プで血液中のガン細胞(血中循
環腫瘍細胞、CTC) を捕捉する
作業を自動化する装置を開発し
ました。作業の効率化と精度ア
ップで、ガンの診断や治療の研
究推進につながると期待されま
す。産業医科大(北九州市)に
臨床研究用の第1号を納入し、
実用化に一歩近づきました。 

 ガンの診断や治療には、細胞
を調べる必要があります。一般
的な検査は患部さんの一部を切
り取るため、患者さんの体への
負担が大きく、繰り返せないと
いう課題があります。

 同センターは、ガンを患うと
血液にわずかに混じるCTC に着
目し、2010年、少量の血液から
CTC を捕らえる樹脂チップを開
発しました。表面の微細な凹凸
に血液を流すと突起に付着する
仕組みで、乳ガンや肺ガンなど
多くのCTC を捕捉できることを
臨床テストで確認しました。

 ただ、従来はピペットなどで
数時間かけ、患者さんの血液サ
ンプルや試薬の計量、チップへ
の流し込み、CTC の染色、器具
の洗浄をこなしてきました。新
しい装置は大半の工程を自動化
することに成功しました。作業
ミスを防ぐこともできます。

 CTC チップは少量の血液で検
査できるのに加え、抗ガン剤や
手術などの治療効果や再発の有
無を継続的に観察できます。納
入先となった産業医科大の田中
文啓院長は「手作業だと操作に
むらが生じ、信頼できる結果を
得られない恐れがありました。
チップを使った研究がさらに進
めば、ガン治療にとって大きな
進歩が期待できる」と話してい
ます。

 研究を続ける県産業技術研究
開発センターの大永崇博士(59)
は「10年かけてチップを広げる
ベースができました。少しでも
早く治療の現場で使えるように
したい」と語りました。

CTC自動化装置について解説し

ている動画です。

 

 

 

 



 校庭で、作業の工程を確認し
た。           笑















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2】 メデイア使用時間が長い程,生活リズムが夜型となる













 パソコンやゲーム、テレビな
ど「メディア」の使用時間が長
いほど生活リズムが「夜型」に
なります。富山大学による県内
の小学生の睡眠不足に関するア
ンケート調査でこんな傾向が浮
かび上がりました。睡眠習慣の
乱れは生活リズムのきっかけと
なる「朝食」の欠食ほか、運動
不足にもつながっており、同大
は「利用時間を含めた適切なメ
ディア利用など一体的な生活改
善が必要」と提言しています。

 コロナ禍による休校や自宅学
習などでメディアに触れる機会
が増えていることから、2016年
に高岡市内五つの小学校児童と
保護者2129人を対象に行った食
育に関するアンケート結果(有
効回答数1882人分)を追加分析
しました。

 それによると、メディア利用
が「3時間以上」の子は、「2
時間未満」の子と比べて、就寝
時間が夜10時以降と遅くなるリ
スクが1.7倍、朝7時までに起き
られないリスクが約3倍でした。
睡眠時間は7~8時間と適切なケ
ースが多く、生活が朝型から夜
型に移っている実態が分かりま
した。また、起床時間が「朝7
時以降」の子は、「朝7時前」
の子より、朝食の欠食が5.45倍
高いと言う結果がでました。

 親についても調べたところ、
朝食習慣や定期的な運動がない
など、特に母親の生活リズムの
乱れが、子の睡眠不足につなが
っている傾向がみられたという
ことです。同大担当者は「子ど
もを取り巻く社会的背景が影響
している。仕事との両立や子育
て支援など母親のサポート体制
を進めることも、子の睡眠習慣
の確立につながるのではないか」
と語っています。

夜勤の3大リスクについて解説

している動画です。

 

 

 

 



 実体験を伴わない実態を暴露
した。          笑















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編集後記



 県産業技術研究開発センター
(高岡市二上町)は、樹脂チッ
プで血液中のガン細胞(血中循
環腫瘍細胞、CTC) を捕捉する
作業を自動化する装置を開発し
たのは、素晴らしい業績です。
作業の効率化と精度アップで、
ガンの診断や治療の研究推進に
つながると期待されるというこ
とです。従来はピペットなどで
数時間かけ、患者さんの血液サ
ンプルや試薬の計量、チップへ
の流し込み、CTC の染色、器具
の洗浄をこなしてきたというこ
とですから、これらの工程を自
動化したのは、画期的な試みと
言えましょう。チップを使った
研究をさらに進めることで、ガ
ン治療にとって、大きな進歩を
期待したいと思います。
 パソコンやゲーム、テレビな
ど「メディア」の使用時間が長
いほど生活リズムが「夜型」に
なるというのは、以前から言わ
れていたことですが、富山大学
による県内の小学生の睡眠不足
に関するアンケート調査で証明
されたのは、素晴らしい業績で
す。子どもを取り巻く社会的背
景が影響していることは明らか
ですが、仕事との両立や子育て
支援など母親のサポート体制を
進めることは、行政にとっては
容易なことではないと思います。
朝、起床できないなどの症状は、
副腎疲労によるものだと思いま
す。副腎疲労を解消することこ
そ、急務であると思いました。

 容易ならざる用意をして難局
に臨む。         笑














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